PRESS RELEASE

VR空間に自分の手が現れる。順天堂大学と共同開発「OSCE試験対応VR」提供開始

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株式会社ジョリーグッドは、共用試験(OSCE)に挑む医学生のために、臨床現場に近い体験を何度でも反復できる実写VR教材「OSCE試験対応VR」を順天堂大学と共同開発し、本日より正式に提供を開始します。

 

OSCE(オスキー)とは、「客観的臨床能力試験(Objective Structured Clinical Examination)」の略称で、医学生が診察や問診などの臨床スキルを実践形式で評価される試験で、「臨床現場に出る前の最終チェック」として重要な役割を担っています。

 

特に、Pre-CC OSCE(臨床実習前客観的臨床能力試験)は、模擬患者やシミュレータを用いた実践型の試験であり、患者対応の姿勢や身体診察の基本手技が評価されます。しかし、実際の学習現場ではロールプレイや2D教材を用いた学びが中心で、本番さながらの診療を反復練習できる環境が限られていることが大きな課題となっていました。

 

こうした課題を解決するために、本OSCE VRは順天堂大学の協力・監修のもとで開発されました。受験者の視点から実際の診察シーンを再現した実写VRにより、診察手技を自分ごととして捉えられる構成となっています。加えて、ハンドトラッキング機能によってVR空間上に自分の手が映し出されるため、医師の動きに自らの手を重ねながら、“診察の流れ”を体で覚える学習体験が可能です。

 

2025年4月3日に公開されたVRアプリケーション「JOLLYGOOD+」の第2弾専門講座としてリリースされるもので、試験対策する医学生、またはVR教育を提供したい教員の方などを対象としています。
動作対象デバイスは、Meta QuestとAppleのiPadの2種類のデバイスに対応しています。詳しくは下記詳細ページをご覧ください。

 

 

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